”フィリアWeb子育て話し方教室”

☆「子育てに役立つ話し方」☆

     

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  人を大切にする私たちの話し方教室は子育て中のお母さんにこそ受けていただきたいと思っています
 「受講したいけど子供がいるので・・」という声を耳にします。
  もちろん教室にいらっしゃることができれば、同じ悩みを打ち明けあったり、お互いに共感しあったりしながら、よりよい子育てへのヒントが沢山あります。4月から池袋のエポ10で親と子の話し方教室も再開しますので、是非遊びがてらお越し下さい。
 でも、なかなか時間がとれないお母さん方もいらっしゃいます。 そんな方々のために、ここでは子育て中の話し方のポイントを少しづつご紹介します。 

  話を聴くことの大切さ
  あなたはお子さんの話をしっかり受け止めていますか
  話さない相手にはこちらからいいボールを投げよう

 話をする時の留意点
  話をすれば聞いてくれる?

T.話を聴くことの大切さ
■あなたはお子さんの話をしっかり受け止めていますか?

 あなたは周りの人の話を聴いていますか。特にお子さんが何か言いたいのに、「今、忙しいから・・」「何かしながらでも聞いているから・・」「何を言いたいかわからないから・・」と適当に聞き流してたり、聴く耳を持たなかったりしていませんか?

 自分の話をしっかり聴いてもらうと嬉しいですよね。これは大人でもコミュニケーションの基本ですが、お子さんにとっては特に「あなたのことを愛していますよ」というサインでもあります。

 子供が小さい頃は「ねえねえ、聞いて・・」としょっちゅう話をしていたのに、最近はこちらから「今日は聞いても「別に・・」とそっけないんです。という声を聞きます。それは子供が大人になる過程だとしても、必要なことすら話さないのは、あなたの聞き方に問題があるのかもしれません。

☆まず良い聴き手になって下さい
 あなたはお子さんの話をどんな風に聞いていますか?

  「今日のテストいい点だったよ!」「そう、良かったね」
 「のどが痛い」「風邪引いたのかな」
  母親は何かしながら、生返事。本人は聞いてあげているつもりかも知れませんが、子供が一生懸命話しかけているのに、顔を上げようともせず、何のテストだったかも、どんな風に痛いのかも訊かない。別にほめて欲しいわけでも心配して欲しいわけでもなくても、関心がないということが寂しいのです。まして「今忙しいのにうるさいわね」という態度はすぐ子供に伝わってしまいます。
 逆に「もっといい点を取った人はいるの?そんな点で満足していちゃだめよ」「気をつけなさいといったのに言う事を聞かないから・・」と子供の気持ちも考えず、すぐ怒ったりしていませんか?

 こんなことが度重なると、だんだん「どうせ話しても仕方がない。私の気持ちなんか分かってくれない」と思ってしまうのが普通です。

 「どれどれ、見せて。良く頑張ったね」 「のどが真赤だね、風邪引いたのかな?」
 話を聴く、というのは本人の気持ちに寄り添う、暖かな関心を持って聴く、ということです。

 私たちは日常、多くのことを耳にしますが、正面からしっかり聴くという意識を持たず、流して聞いているということが多いのではないでしょうか。
 しっかり聴いてあげれば、お子さんは愛情をもたれていると感じ、心が安定し、自然に様々な問題を解決していく(自立していく)ようになります。

 仕事を持っているお母さんでも、1日10分でも15分でも結構です。その時間は子供と向き合う時間と決めて、子供の話を聴き、心を受け止めていただけませんか?

☆話さない相手にはこちらからいいボールを投げましょう
  「うちの子供は話しかけてこないのです」とおっしゃるお母さんも大勢いらっしゃいます。コミュニケーションはいいキャッチボールのようなものです。相手からのボールをじっと待っているのではなく、最初はこちらから受け取りやすいボールを投げてみましょう。

 例えば、笑顔であいさつ。「おはよう!」「いってらっしゃい!」「おかえり」・・・。
  始めは返事が返ってこないかも知れません。でも明るい声で、相手に届くような気持ちで続けてみましょう。相手は気まぐれか、本気か探っているかもしれません。本当に気持ちを開いてもらおうと思ったら、勇気を持って続けることが一番です。そしてお子さんのいいところを見つける努力をしてみて下さい。

 小さいときから今まで、どんな些細なことでも結構です。思い出してメモしてみてください。そして同じようなことに出会ったら「あなたは子供の時から、こんないいところがあったよね・・」と共感をこめて話してみてください。

 そして、お子さんがボールを返してきたら、必ずしっかり受け止めて、気持ちに添ってみて下さい。きっと新しい展開が始まります。


U.話すときの留意点
■話をすれば聞いてくれる?

  私たちは「話をすれば聞くのが当たり前」とつい思ってしまいますが、まず聞いてもらうことが必要です。それは相手が子供でも大人でも同じことです。

☆まず目の前にいる相手を聞き手にする必要がある、ということをわかってください
 テレビや何かに夢中になっているご主人やお子さんに、「あなたって、ちっとも人の話を聞いていないんだから!」と責めてはいませんか?私も以前はそうでした。
 でも、逆の立場のときを考えてみてください。台所で一生懸命夕飯を作っているとき、「明日ねー、・・・」と何か言っているお子さんの話、しっかり内容を把握出来ますか?そんな場面では結構聞いているようで、記憶に残っていない、ということが多いのではないでしょうか?
 そして、 こんなとき「ちゃんと言わないからよ・・」と逆に責めることはあっても、聞いていない自分が悪いとは思えないでしょう?

 そうです。相手が聴く状態にないときに話をして「聞いていない!」と責めてもダメなのです。相手は目の前の夢中になっていることにスイッチが入っていますから、そのスイッチをこちらに切り替えてもらわなくてはいけないのです。

 そのためには、例えばテレビに夢中になっている人には、「そのテレビが終わったら、話があるから聞いてね」とか、「せっかくいいところで悪いけど、急ぐからちょっといい?」とか・・、相手の目を見て話をしてみましょう。できれば、コマーシャルタイムにボリュームを下げて話を聞いてもらう方がしっかり聞いてもらえます。
 また、せっかくこちらを向いて話を聞こうとしているのに、くどくど御小言・・、これではもう二度とスイッチを入れてもらえなくなってしまいます。手短に用件をわかりやすく感じよく言って下さい。

 聞き手が「話を聞いているか、外のことに気が取られていないか」を話し手はいつも気にしなくてはいけないのです。
  これは1対1のときばかりではなく、相手が複数になっても同じこと。目の前の御料理に目がいっているお客さんを前に長々とスピーチをしても、嫌われるだけでほとんど聞いてもらえません。短く、言いたい事をしっかり聞いてもらえる工夫をする必要がありますね。

☆話は聞き手の受け取り方で決まってしまうことが多い、ということを認識しましょう
 「そんなこと言ってないでしょ!! 全く!」ということ、ありませんか?

 例えば、「御隣のご主人、家の事をするのが大好きなんですって。家庭的ね」と何気なく言った一言に、夫は「おれは家庭的ではなくて、悪かったね!」
私は比べたわけでも、いやみを言ったつもりでもなかったのに・・、でもそう取られて喧嘩にもなりかねません。

 話はどんなことを、どう話すかは話し手の自由ですが、その意図どおり受け取るか、ちがって受け取るかは、聞き手の頭の中で決まるのです。話し手の意図が間違いなく伝わるように話をするのも話し手の責任です。
先ほどのことなら「世の中、いろいろなタイプの人がいるのね。あなたは仕事が趣味みたいな人だし、お隣さんは、家事が趣味なんですって」のように、どちらがいいか悪いかの問題ではないと、誤解のないように伝えましょう。
特に、人は身近な人と比較されたり、自尊心を傷つけられるような話は敏感に反応します。
私たちは誰でも、 感じのいい人・好きな人の話はよく聞きますが、感じが悪い人や嫌な言い方をされた話は、聞き流したり曲げて聞きやすいものです。

 自分の意図どおり伝えるためには言葉を省略せず、相手に誤解のないように工夫しましょう。

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